解雇された水原一平の代わりの通訳が、ウィル・アイアトンに決定したとロスアンゼルスタイムス紙が発表しました。
この通訳になった人は、ドジャースのパフォーマンオペレーションのマネージャーで前田健太投手の通訳をしていた人です。
このウィル・アイアトンの経歴を見て実績をまとめます。
- ウィル・アイアトンの経歴は?
- ウィル・アイアトンの職歴は?
- ウィル・アイアトンの将来の希望は?
ここでは、大谷翔平選手の新しい通訳についてまとめます。
ウィル・アイアトンの経歴は?
名前:Will Ireton
年齢:35歳
生年月日:1988年12月21日
出身地:東京
学歴:ミッドパシフィック高校卒業(ハワイ)、メンロー大学卒業(カリフォルニア)
所属:ロスアンゼルスドジャース
お父さんが日系のアメリカ人で、お母さんがフィリピンの人だそうです。
そしてご両親は日本に住んでいるんだそうです!!
東京で生まれ、15歳まで東京で育っています。
野球がやりたかったので高校からアメリカに行きました。
真面目にやらないと日本に連れ戻されることになっていたそうで、大変真面目だったそうです。
高校時代
2445 Ka‘ala Street
Honolulu, HI 96822
野球選手として、投手や3塁手をしていました。
レギュラー選手でした。
2007年6月にミッドパシフィック高校を卒業。
大学時代
1000 El Camino Real
Atherton, CA 94027-4301
大学では、国際ビジネス専攻していました。
そして毎年夏には、サマーベイスボールチームに参加していましたが、毎年チームは違い、ロスアンゼルスやアイダホなどで参加していたということです。
学校では大変優秀で、
2011:大学3年時のスポーツ部に所属している最も学業成績の高い学生に贈られる「トップアカデミックアスリート賞」を受賞
2012:大学4年時には、スポーツ部内で最も成績の良い人に贈られる「コリススチーア賞」を受賞
2012:大学成績が3.9/4.0で、その年の卒業生で最も成績がいい人に贈られる最優秀賞を受賞
しており、非常に成績の良い学生でした。
そして卒業時にWBCのフィリピン代表となり、2012年のWBCには背番号26で2試合に出場しました。しかし、1打数無安打で台湾に負けてしまいました。
その後、国際大会に出たということで、テキサスレンジャースとマイナー契約をします。
しかしマイナーで、自分の実力を知り、1年で引退を決めました。
レンジャースには、2013年2月から9月まで在籍しています。
ウィル・アイアトンの職歴は?
アメリカにいただけあって、アメリカの人は次々仕事を変えてステップアップしていくのが普通なので、アイアトンさんも仕事を変えてステップアップしていきます。
ニューヨークタイムス勤務
レンジャースを辞めた後、ニューヨークタイムス紙に就職しました。
田中将大投手がヤンキースに入団することになり、ニューヨークタイムスで記事を書くため、通訳を探していました。
ちょうど野球を辞めたところだったアイアトンが採用され、そのままバリーベラック氏の下で働きました。
ヤンキースでインターンシップ
ここで、ヤンキースでビデオコーディネーターと、編集部門のインターンをしています。
吉本勤務
2015年から吉本興業で働きました。
前楽天球団の監督だった石井一久さんのYOUTUBEに出演したりしています。
そこに、ドジャースと契約した前田健太投手の通訳の仕事が来ます。
ドジャース勤務
前田健太投手とともにロスアンゼルスに行き、3年間彼の通訳を務めます。
通訳をしているときに、前田投手にデータの説明をするためデータを解析していて、それに興味を持つようになったのだそうです。
また、前田投手と一緒にトレーニングをしていたりして、当時珍しい通訳と言われていました。
そしてドジャースの3Aでデータコーチの職が募集されていることを知り、前田投手の許可をもらって応募。
2019年からデータコーチとして仕事を始めました。
編成部に勤務
2020年には実績が認められ、メジャーに昇格し、編成部に所属します。
そして、パフォーマンスオペレーション担当として選手育成、能力開発を行い、2022年からはマネージャーに昇格しました。
アイアトンさんは、編成部ではデータ解析がメインの仕事で、山本由伸投手がスプリングキャンプ入りした時には彼の投球解析を行なっていました。
大谷翔平と山本由伸の通訳を務める
2024年3月21日には、大谷翔平と山本由伸の通訳を韓国ソウルのパドレス戦で務めました。現在山本投手の第2通訳となっていますが、今後大谷選手の通訳を務めることが明らかにされています。
ウィル・アイアトンの将来の希望は?
アイアトンさんの将来の希望は、GMになることだそうです。
2024年2月には、ドジャースの幹部と共に侍ジャパンを視察しに来日しており、幹部からも重要視されている人物だそうです。
そして今後は、選手の評価や、スカウティングについても勉強していきたいとのことです。
真面目で努力家なので、今後アイアトンさんにも注目したいですね!
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まとめ
2024年3月21日から大谷翔平の通訳になることが発表されたウィル・アイアトンさんの経歴や職歴についてまとめました。
- アイアトンは東京生まれで15歳まで東京で育っている。
- 高校はハワイで卒業し、野球をずっとやってきている。フィリピン代表になったこともある。
- 大学はカリフォルニアで卒業。
- 通訳の仕事は、野球に関わることが多い。
- 具体的には田中将大、石井一久、前田健太、山本由伸、大谷翔平。
- 将来はGMまで行きたいと話している。
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