大谷翔平選手をエンジェルス時代から公私にわたってサポートしてきた専属通訳の水原一平氏が、ドジャーズを解雇されたという報道が出ました。
水原氏は違法な賭博に手を染めていたという事です。
その金額は6億円以上とみられており、調査していたのがアメリカの国の団体が関わっている事から逮捕の可能性まで出ているとのこと。
今回はアメリカの違法賭博をやってしまった水原一平が逮捕される可能性について確認していこうと思います!
- 水原一平が解雇で今後どうなるか?
- 水原一平の賭博発覚の経緯
- 水原一平の横領は6億円以上
- 水原一平逮捕の可能性が高い理由3選
水原一平が解雇で今後どうなるか?
特に、違法のスポーツ賭博ということで、厳しく禁止されているMLBのプレイヤーである大谷選手が、そのスポーツ賭博で違法なことをした人に関係することは大谷選手自身にとって選手生命が危険になることもあり得るため非常に危険です。
また、ドジャース側も、大谷選手の周りの人も水原氏とは完全に縁を切るように勧めると思われます。
大谷選手についているスポンサーも大谷選手と水原氏との関わりは良く思わないだろうし、すでに水原氏の影響が出てしまってこの問題で大きな騒ぎとなってしまっています。
アメリカの3月21日朝には、「MLBのスーパースターに暗い影がかかってしまった。」と報道されているほどです。
大谷選手にとっては大変な迷惑がかかってしまっています。
それでは、水原氏が違法行為に参加したことがどのように水原氏に影響していくかということについてみていきます。
水原氏が捜査後どうなるか?
カリフォルニアでは賭博は違法で、最近住民投票でスポーツ賭博を合法にするか投票がありましたが、反対が多くスポーツ賭博は違法のままとなっています。
そして、スポーツ賭博の罰則がカリフォルニアは割と軽く、軽犯罪扱いになっています。
罰金1000ドル(日本円15万円ほど)
刑務所で半年懲役刑
のどちらかを受けることになります。
さらに、大谷選手が銀行口座を管理する権限を水原氏に与えていたとしても、大谷選手の弁護士が水原氏をお金を横領したと訴えているため、横領で捜査が行われることになります。
横領となると、金額が6億円以上ということで高いため、スポーツ賭博の罰則も懲役最長で3年、罰金が10000ドル以下(150万円)、盗難で1000ドル以下(15万円)となります。
すでに昨年2023年の10月からこの捜査は行われているということなので、今後どうなるのかそろそろ結果が出るのではないかと考えられます。
逮捕の可能性は?
水原氏が大谷選手の弁護士から告訴されているので、警察は横領または窃盗で捜査することになります。
これが横領または窃盗があったと判断されると、
そのため、上記で述べたように、
懲役最長3年
罰金刑1万ドル(横領の場合)1000ドル(盗難の場合)
のどちらかを受けることになります。
これは、水原氏に前科があるかどうかが重要になってきます。
水原氏はアメリカで小さい頃から生活し、大学もカリフォルニアで行っているため、アメリカでの生活が長く、過去に何があったか一般人にはわからないため、前科の有無は全くわかりません。
今回のことが最初の違法行為であれば、執行猶予がつく可能性もあります。
ただ、金額が6億円以上と高いため、刑務所行きになる可能性も残っています。
水原氏の逮捕の可能性については、この記事の最後に逮捕の可能性3つを挙げて説明していますので参考にして下さい。
水原一平の賭博発覚の経緯
水原氏が賭博に手を染めていた事実は、アメリカ連邦捜査局がカリフォルニア州のブックメーカー(賭博の取り扱い業者)マシュー・ボウヤー氏を捜査するなかで明らかになりました。
- 大谷は二度とこんなことをしないように自分を助けると言ってくれた
- 大谷は賭博に関わっていない
- 自分は違法な賭博であることを認識していなかった
- 苦労して教訓を得た
- 二度とスポーツ賭博はやりたくない
この水原氏のインタビューは、嘘をついていると大谷選手の弁護士から言われています。
大谷がお金を肩代わりしたのではなく、勝手に大谷のお金を利用したのだとのことです。
ボウヤ―氏の関係者に大谷翔平選手の銀行口座から複数回の送金があったことが発覚のきっかけだったようです
2023年の9月と10月の2度、50万ドル(7500万円)ずつ大谷選手の口座名でボウヤ―氏に送金されたことが報道されています。
水原氏は開幕戦後のクラブハウスで選手たちに対して罪を認め、「自分はギャンブル依存症です」と告白したそうです。
また、水原氏は19日に大谷の所属事務所が手配したESPNのインタビューに応じています
合法だって大谷の口座から送金しちゃダメじゃん
水原一平の横領は6億8000万円以上
報道によれば大谷選手の口座から送金された額は少なくとも450万ドル(6億8000万円)以上。
すでに大谷選手の弁護士が所属するパーク・ブレトラー法律事務所は「我々は大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることを理解し、この問題を当局に引き渡している」と公式に声明を出しました。
ちなみに、
スポーツ賭博はアメリカ国内の40州で合法ですが、大谷選手や水原氏が拠点を置くカリフォルニア州では違法となっています。
地域によって違法か合法か違うんだ!
もちろんどこの州でも他人の口座からの横領は違法です。
水原一平逮捕の可能性が高い理由3選
水原氏が逮捕される可能性があるのは「横領」「窃盗」「賭博」の罪と考えられます。
- 弁護士事務所が「窃盗」と声明
- ボウヤ―氏を捜査していたのはアメリカ連邦捜査局
- 常習性があった?
調べてみましたが他国という事もあり、アメリカの法律についてはよくわかりませんでした。
ここで参考にしているのはあくまで日本の法律であることをお断りしておきます。
弁護士事務所が「窃盗」と声明
水原氏の逮捕の可能性についてまず気になるのは、大谷選手の弁護士事務所が大谷選手を「窃盗の被害者」としているという事です。
- 業務上横領:10年以下の懲役
- 窃盗:10年以下の懲役、または50万円以下の罰金
日本ではどちらであっても「10年以下の懲役」の可能性があります。
一応どちらも「親告罪」ではなく、発覚すれば罪とされる犯罪となりますが、横領は組織内部で行われるという性質上、被害者が申告しないと中々罪の詳細が明らかになりません。
この場合の被害者は大谷選手ですが、わざわざ「窃盗」という言葉を用いていることから考えて、弁護士事務所は大谷選手の意向とは関係なく、被害を申告したのではないかとも考えられます。
大谷選手の「温情」を期待できないとなると、逮捕の可能性は高まる事でしょう。
アメリカではもっと何かちがうのかも
ボウヤー氏を捜査していたのはアメリカ連邦捜査局
スポーツ賭博はアメリカ合衆国の40州では合法です。
にもかかわらずボウヤ―氏のブックメーカーを捜査していたのはアメリカ連邦捜査局(FBI)でした。
アメリカ連邦捜査局:アメリカ合衆国の警察組織。テロやスパイ行為、政府の汚職、複数の州に渡る広域事件を担当する。FBIのこと。
これはボウヤ―氏のブックメーカーがカリフォルニア州だけでなく、アメリカ全体で違法であった可能性を示唆します。
違法性が高い賭博に関わったとすると、逮捕の可能性が高まりそうです
常習性があった?
水原氏はブックメーカーに「多額の借金があった」と報道されています。
一度の賭博で横領が必要な程の金額を賭ける人は稀でしょう。
これはあくまで日本の話ですが、賭博は常習性があったと認定されると罪が重くなります。
- 賭博をしたものは50万円以下の罰金もしくは科料に処する
- 常習として賭博をしたものは3年以下の懲役に処する
常習性が認められた場合、逮捕される可能性は跳ね上がると考えられます
関連記事
大谷翔平の結婚特集は
コチラから
↓↓↓
まとめ
- 大谷翔平選手の専任通訳、水原一平氏がドジャーズを解雇された
- 理由は違法のスポーツ賭博に関わったこと
- 水原氏は大谷選手の口座から6億円以上を送金していた
- 大谷選手の弁護士事務所は水原氏の行為を「窃盗」と声明を出した
- 水原氏は違法の賭博とは認識していなかったと主張
- 「横領」「窃盗」「賭博」で逮捕の可能性がある
コメント